光真製作所の品質
弊社では6つの要素作業にこだわりを持ち、不具合対策を実施しています
ねじ締め付け
充電ドライバーで、ボルトやねじを締め付ける場合は、締め忘れが起こる確率は低いのですが、充電ドライバーで締め付け出来ない場合は、手締めする必要があり、その場合、ヒューマンエラーが発生します。ヒューマンエラーの中でも多いのが『ねじの締め忘れ』です。
ねじの締め忘れの原因については、仮締めだけして、本締めをしないまま流出するケースや、作業の途中で話しかけられたり等、中断が発生しそのまま製品が流出するケースなど様々です。そのため、防止策として手動工具・充電ドライバーで締め付け後、反復確認・目視でネジの周りを180度確認・手で必ずネジの頭を触るなど対策を行っています。
Eリング挿入
EリングとCリングの取り付け後、品質確認は非常に重要です。
製品の性能に問題を引き起こす可能性がありますので、正確に取り付けられていることが保証されなければなりません。
しっかりと取り付け後、回して全体を確認し、取り付け状態の目視を徹底しています。
配線接続
正しい線を正しい足に接続することは、配線の基本です。足番と線番が合致していることを確認します。足番と線番が一致しない場合、回路に不具合が出る可能性があります。次に、手で触って確認します。接続部に手を当て、線がしっかりと取り付けられ、緩んでいないことを確認します。最後に、目で視覚的に確認します。明るい照明の下で、配線接続部を注意深く観察します。
視覚的な確認は不備や欠陥を素早く見つけ出すために重要な確認事項です。
結束バンド
結束バンドの取り付け後の確認は安全性と信頼性を保つために必ず行っています。
まず、切り口を目で視ることが必要です。結束バンドは配線を固定する役割を果たしますが、その切り口が正しく処理されているかを確認します。
次に、手で結束バンドを前後左右に動かします。バンドがしっかりと固定されており、配線を確実にまとめているかを確認します。不適切な締め付けやバンドのゆるみがあれば、再調整を行います。
そして、ハーネスを取りこぼしていないかを目で視認します。配線ハーネスが正確にまとめられ、どの部分でも配線が抜けていないことを確認します。
銘板
銘板は平板に銘柄(作者名や会社名)を表示したものです。製品識別や品質管理において、なくてはならないものです。
まず、目で視て貼り付け方向を確認します。銘板が正しい向きで貼り付けられていることを確認し、製品に関する情報が読みやすいかを考慮します。
次に、貼り付け位置を確認します。銘板が不適切な位置に貼り付けられていると、情報の読み取りやメンテナンスが困難になる可能性があります。
さらに、目で視てから手で触って貼り付け状態を確認します。銘板がしっかりと貼り付けられ、剥がれたり浮いたりしていないかを手で触って確認します。
書類
資料に記入後は、間違っていなくても、1項目記入後に再度、内容を確認するようにしています。
すべての項目が記入完了した後、全体の内容を再確認します。
記入後の確認作業は、エラーや不備を早期に発見し、問題を未然に防ぐことができます。
信頼性のある情報を提供するため、真摯に対策に取り組んでいます。